大学院紹介
神奈川大学大学院工学研究科は2019年4月に改組され、これまでの4専攻 (機械工学・電気電子情報工学・応用化学・経営工学) から、2専攻7領域となりました。現在、物質生命化学科の各教員 (研究室) は、工学専攻応用化学領域と工学専攻生命機能工学領域のいずれかに所属しており、物質生命化学科の学生は、工学専攻の応用化学領域または生命機能工学領域に進学することになります。
2020年4月現在、工学専攻応用化学領域 (物質生命化学科に相当) では49名の修士課程(博士課程前期)の学生と、8名の博士課程(博士課程後期)の学生が在籍しています。
※大学院の詳細については [工学研究科サイト] をご覧ください。
また、詳しい研究内容については、研究室・教職員の紹介や、各研究室のHPを御覧ください。
研究室・教職員の紹介
エネルギー変換分野
電気化学反応機構の解明と高エネルギー密度二次電池材料および機能性めっきの開発/高性能リチウム電池、燃料電池、空気電池、バイオ電池などに用いられる高容量、高出力材料の開発/光触媒による難分解性有機物の分解とバイオセンサーの開発/ 熱発変換素子の開発と熱電発電への応用
高分子機能材料の分野
光機能性高分子や高分子触媒等の機能性高分子材料の開発/縮合系高分子およびπ共役系高分子の分子量および分子量分布の制御/新しい有機合成反応の探索とその高分子反応への応用/バイオミメティック手法による複雑階層構造のナノ酸化物の合成と機能/有機合成化学を基盤とする機能物質の合成およびその反応設計/両親媒性ブロックコポリマーの合成と自己組織化/高分子多成分系のナノレベルからマクロの構造、物性、ダイナミックスの解析と制御
生体分子工学の分野
異常アミノ酸を一つ以上含有するペプチド性抗生物質の全合成/ DNA 構造を基盤とする金属イオンセンサーの開発/ペプチドとタンパク質の改変および機能性人工ペプチドの合成/遺伝子の一塩基多型(SNP)の検出手法開発/糖化学を基盤とする生物活性天然物の合成/抗原性オリゴ糖鎖の合成
無機材料・分析化学の分野
雨、霧、露等に含まれる酸性降下物/新しい膜分離法と微量分析法の開発/新しい固体電解質とその応用/膜機能や光機能などを有するセラミック新素材/ゾル・ゲル法によるセラミックス薄膜の合成と太陽電池への応用/遷移金属による酸素活性化機構の解明と酸化触媒への応用